技術紹介

中山商事は創業以来、紙の貼合(合紙)から打抜き加工、断裁加工、Vカット加工などを行なう、板紙の一貫加工メーカーです。

板紙を貼り合わせ(合紙)して、厚みを持たせ丈夫にします。

巻取り貼合機

■ 5層まで同時貼合可能
■ 貼合シート厚み:約4mmまで可能
■ 貼合シート寸法:(巾) 約1,300mm × (流) 2,000mmまで対応可能

平版貼合機

■ 貼合シート寸法:(巾) 約900mm × (流) 約1,200mmまで対応可能

巻取り貼合(合紙)の加工工程 1原紙掛け→2糊塗布→3圧着→4乾燥→5カット

平版貼合(合紙)の加工工程 1シート給紙→2糊塗布→3ロールプレスで圧着→4テーブルプレスで圧着

板紙を打抜き加工して様々な形に仕上げます。(円形、四角、角丸、板紙を折り曲げるための罫線入れ等々)

クランク式打抜き機

■ シート寸法:1ショット約910mm×620mmまで可能
■ 連打可能

《新設備》大型クランク式打抜き機

■ 最大圧力:300t
■ シート寸法:1ショット最大約1,300mm×1,600mm
■ テーブルの高さ精度が出るため、抜いた後の紙粉、バリが少ない

油圧式打抜き機

■ 最大圧力:200t
■ シート寸法:1ショット約1,300mm×1,500mmまで可能
■ 連打可能

打抜きの加工工程 1打抜き機→2木型をセットする→3貼合シートをセット→4抜き上がり

一度に紙・板紙を何枚も重ねて断裁(カット)することが可能です。
主に、寸法精度に優れた『ギロチン断裁』と、シート状の紙を送り込み、上下の刃物が回転することで断裁する『ロール断裁』とがあります。

ギロチン断裁機

■ 断裁寸法:最大約1,350mm×2,000mmまで可能

ロール断裁機

■ 円形刃にて断裁
■ 大きな用紙を一通しで何列にも分けて断裁が可能
■ 押罫入れ作業が可能

ギロチン断裁の加工工程

V字型の刃物を使用して、板紙にV字状のカット線を入れて90度に曲げる加工法です。

ロータリー式Vカット機(刃物移動型)

■ 板紙厚み:約4mmまで
■ 板紙寸法:約1,200mmまで可能
■ 最小V溝ピッチ:0mm
■ ドラム径:1,200m
■ ドラム長さ:1,200mm

Vカット

当社では、子ども向けの工場見学&職場体験プログラムを開催しております。
また、紙加工技術のノウハウを公開しており、同業者の方々からも工場見学のお申込みをいただいております。お気軽にお問い合わせください。お申込みはコチラ >>>